巡回清掃、定期清掃とは?
なぜ清掃が必要なのか?
不特定多数の人が出入りする建物では、
だれもが美観の維持や衛生管理に気を使ってくれるとは限りません。
落書きをしたり、ゴミを捨てて行く人もいるでしょう。
故意に汚さなくても、床や壁は自然に汚れていきます。
建物に落書きや汚れがあったり、ゴミが散らかっていたりすると、
オーナー様がその建物に注意を払っていないと見なされます。
清潔感のない環境は、立ち入る人のモラルを低下させ、
犯罪をおこしやすくなるとも言われています。
こまめに清掃をして、常に清潔な環境を保つことが大切です。
巡回清掃とは?
巡回清掃とは、清掃員が定期的にアパート、
マンションの共用部、事務所ビル等に出向して行う清掃のことです。
巡回清掃の目的は、建物の美観の維持と延命にあります。
定期的な清掃を行うことによって、
徹底的にキレイにした建物の美観を常に維持していきます
汚れのある建物の場合はまず初回清掃で、
建物の汚れを徹底的に落とし、キレイにします。
美観を維持するために、「週1回」「月1回」等、
定期的に1~2時間内で共用部分の日常清掃をします。
清掃内容は、集合ポストの水拭き、
共用廊下・玄関の拭き掃き掃除、エントランスのガラス拭きなどです。
定期清掃とは?
建物の汚れ具合にもよりますが6ヶ月~1年に1度、
床のポリッシャーなどプロ用の機械を使っておこないます。
巡回清掃では美観の維持が出来なくなる頃に実施します。
巡回清掃の効果は
清掃の行き届いた建物は、入居者様に「安心と安全」をもたらし、
「キレイに使いたい」という意識を芽生えさせます。
その意識が秩序をもたらし、建物の延命と価値を高めることに繋がります。
そのために、「汚いところをキレイにする清掃」から
「キレイな状態を維持する清掃」にシフトする必要があるのです。