貸主の承諾なしに勝手に鍵を交換してはダメですよ!
「借主が玄関のカギを勝手に交換したらしいのですが、どうしたらよろしいでしょうか?」
ご近所のある自主管理をされている賃貸オーナー様からのご質問です。
借主様がおっしゃるには「どうして自分が借りている部屋のカギを替えてはいけないのですか」とのことでした。
「どうして勝手に鍵交換をしてはいけないの?」
貸主および管理会社は防犯や防火、建物の維持管理のため、また緊急を要する場合に対応するために鍵を保有しています。
貸主は管理会社に知らせずに勝手に鍵を交換しては、緊急時等に入室することが出来ずに被害を拡大してしまうことになりかねません。
承諾なしに鍵の交換は契約違反?
そもそも入居中の鍵交換は「修繕」にあたります。借主が修繕する場合は事前に貸主に通知および協議する必要があります。貸主の承諾を得ることなしに借主が勝手に修繕することは契約違反になります。
貸主の対応として
まずは緊急の事態に備え借主より交換後のスペアキーを請求し必ず保有するようにしましょう。
まとめ
借主に悪気はなかったにせよ契約書を再度確認してもらいましょう
契約の締結時において契約期間中における「修繕」についてよく説明するようにしましょう。
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