避難ハッチ点検の必要性とは?
今回は築40年のマンションにおける消防設備点検事例と、
避難ハッチ点検の必要性についてご紹介します。
<避難ハッチ点検の義務とは?>
アパートやマンションには建物の規模によって消防設備を設置する義務が発生します。
大家さんに消防設備点検が義務付けられており、
物件がある地域を管轄する消防署に報告する義務が課せられます。
緊急時に避難するための避難ハッチは避難設備であり、
消防設備点検での点検対象となります。
<避難ハッチの点検内容とは?>
避難ハッチの点検は、
腐食やさびの状況確認。
周辺に動作の妨げとなるものが無いか。
吊り下げはしごを伸ばした先に障害物は無いか。
吊り下げはしごは動作するか。
使用方法ラベルや標識が表示されているか。
などを確認していきます。
<まとめ>
消防設備は入居者の命を守るためにとても重要な設備です。
避難設備は入居者の緊急避難・安全に直接関係します。
消防設備点検資格者による点検になります。
今回の事例では避難ハッチに問題はございませんでした。
もしバルコニーの避難ハッチが目視で不具合を確認した場合は、
賃貸物件にお住いの方は、まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。
賃貸物件は大家さんから借りているものです。自己判断で修理してはいけません。
もしも、お困りことなどございましたら、我々不動産管理会社へご相談ください。
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