【賃貸経営のポイント!】ゴミ出しのルールを守らない方への対処法!
賃貸物件のゴミ置き場は物件の規模にもより、敷地内にアルミ製の等の物や、
道路上の指定場所にゴミを置いてネットを被せるだけのモノもあり、
近隣の住民の方と共同で使用してモノもあります。共同の場合は問題があれば
「オタクのアパートの住民の出したゴミが回収されない!」と
早々に苦情が入り対応ができますが、1Rマンション等では定期的に巡回しないと、
残置されたゴミが放置されたままの事態になってしまいます。
いずれにしても、住居者の方々が分別を徹底しない限り、ゴミ置き場の苦情が
なくなることはありません。
ゴミ出しトラブルの入居者への基本対応とは!
このようなトラブルへの基本的な対応としては、未分別のゴミを出し入居者へ
直接的な注意となります。
何が原因で収集されずに残置されたのかを、しっかりを入居者に理解していただければ
ほどんどは解決されまが、中には何度注意をしてもルールを破り続けたり、
名前を特定されないよう、気を付けながら未分別ゴミを出し続ける入居者もいます。
このように相手が特定できない場合は全入居者に対し下記のような内容を盛り込んだ
通知文を根気よく配布をしエントランスに掲示するようにします。
①一部の入居者がゴミの分別を守らないのでゴミが残置されて迷惑をしている。
②未分別のゴミの回収の為、費用が増えているので共益費の値上げや、
ゴミ置き場の清掃を当番制にすることを検討し実施される場合もある。
③ゴミ出しに関するルールを守らない方を見かけたら管理会社(自主管理オーナー)まで、
連絡して欲しい。
④今後、未分別ゴミを出している方には過去の回収費を含めて請求をする。
⑤正しく分別されている方に、このような文書を配布して申し訳ないが、
ご理解とごご協力をお願いしたい。
もちろん②や④は実際に実施することはありませんが、繰り返し文書を配布することにより、
ルールを守らない入居者に対しての牽制となります。ゴミ出しをする際に
「他の入居者に見られているかもしれないので分別をちゃんとしよう!」と言う
効果が期待できます。
入居者以外による投げ込みに対応!
上記でも改善されない場合は、外部からの投げ込みを疑ってみます。投げ込みに関しては、
防犯カメラによる監視が効果を上げていますが、費用が掛かるという問題もあります。
その場合は、残置された未分別ゴミの具体的な中身の写真をカラープリントして、
「警告のおしらせ!」としてゴミ置き場の前に張り出します。内容としては
「今後、同様な事があれば警察への通報及び過去の分の処分費用として請求を行う!」との
警告を繰り返し行うことで、常に監視されていることをアピールして投げ込みをしにくい状況を
作り上げるようにします。
このように、非入居者によるコミの投げ込みは絶対に許さないとした徹底したアピールが、
善良な入居者の快適な生活を守ることになるのです。
株式会社ニイチは様々なトラブルについて
詳しく説明していますのでそちらもご覧ください。
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