賃貸物件の設備は壊れる前に交換したほうが得するワケ!
年が明け毎日寒い日が続いています。
先日ある賃貸オーナー様が来店され、貸室の給湯器が壊れて困ってるとのことです。
○○ガスにお願いしたが、製品の入荷に3ヶ月ほどかかると言われたそうです。
今年は特にコロナの影響等で製品が不足している様子です。
こんな寒い時期に、お湯が出ない、お風呂にも入れない入居者の方もさぞかしお困りのことでしょう。
実は、給湯器が壊れるタイミングは何故か冬場に多発しています。またエアコンの故障は夏場が多くいずえも製品が不足するハイシーズンです。
家賃の減額って?
2020年4月の民放の改正によって設備の修繕の遅れが生じた際は、賃料が減額されることになりました。
賃貸オーナーにとっては、より早い対応を求められるようになったということです。
上記の表にもあるように、ガスが使えない場合は当然、10%賃料より減額されることになります。
故障してからの交換は割高!
給湯器やエアコンの故障するタイミングはもっとも使用頻度が多い時期です。交換をする製品もハイシーズン価格で通常より割高、しかも施工できる日も入居者さんにお待たせすることもあり、入居者の満足度も低下する可能性があります。
早めの交換を心がけよう!
解約で空室のとなった部屋の設備が10年~15年以上経過していたら交換を考えるタイミングです。また解約が集中するのは3月から4月が多く、給湯器やエアコン等の製品も比較的安定しています。また次の入居者の募集においても効果のある空室の対策にもなりますので積極的な交換お勧めします。
まとめ
賃貸物件の設備がまだ壊れていないからと、入居中の緊急の対応結果交換をするよりも、解約のタイミングで設備の状況等を確認のうえ、そろそろ交換のタイミングと判断された際は積極的の交換をお勧めします。
交換することによって、入居者さんからのクレーム等の予防となり満足度の向上、割高な交換費用の軽減にもつながります。また空室対策にも大きく効果があると考えます。