step8【引渡に向けて準備をする】
契約の締結が済んだら、速やかに引渡しの準備をしましょう。
引渡し時に残置物があるとトラブルになりますので、早めに処分することが必要です。
引渡しの準備
契約締結後における売主の義務としては土地や建物を契約で約束した状態で引き渡すことです。約束の期日までに引渡しができるように早めに準備をします。また実測売買の場合は速やかに測量の手配が必要となりますので、引き渡しに向けて不動産会社の担当者をしっかりと打合せをしておきましょう。
決済日に持参するものを用意する
下記の一つでも用意ができなければ決済ができなくなります。
・登記済権利書または登記識別情報通知書
・抵当権抹消書類(抵当権が設定している場合)
・印鑑証明書(発行から3か月以内)
・本人確認書類(運転免許証とう)
・実印
・鍵
・仲介手数料
・その他必要なもの(担当者より案内があります)
抵当権抹消書類の準備
借入がある場合、決済日が確定したら早めに金融機関に連絡し抵当権抹消登記の手続きを依頼します。書類作成に2週間ほど要します。
残代金の準備と清算金の計算について
売主は残代金の決済当日における金種の確認をしておきます。また清算金として固定資産税、都市計画税は引渡し前日までが売主負担とし、以降が買主の負担となり日割り計算されます。マンションの売買では管理費、修繕積立金等があり、こちらも日割りで清算されます。いずれも不動産会社の担当者から事前に確認しておきましょう。
いよいよ決済、引渡しです。
今一度、当日持ち物等を担当者と一緒にチェックしましょう。
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