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「汚部屋」は早めの対応! 

「ゴミ屋敷」という言葉を耳にすることがあると思います。しかし「汚部屋」という言葉を聞いたことがありますか?敷地からごみや物がはみ出している「ゴミ屋敷」は外から見ればすぐ分かります。また、その敷地の所有者に対し行政より改善要求されることもあります。しかし「汚部屋」室内ですので外から見ても分かりません。近年、賃貸物件においても「汚部屋」という言葉を耳にするようになりました。契約後は、入居者さんに鍵を渡した後は正当な理由なく大家さん、管理会社も勝手に立ち入ることが出来ません。
「汚部屋」化する前に早い段階で防ぐことが大切です。

「汚部屋」発覚の状況

先ずは「汚部屋」が発覚した事例をあげてみました。

・親御さんの訪問等によって
・下階へ漏水が起きて
・他の居住者にドアが開いたところを偶然見られて
・他の居住者よりゴキブリやネズミの発生が増えたとの報告により
・解約の予定日を度々変更する

いずれにしても、部屋を実際に見ない限り気づくことはとても困難です。

「汚部屋」が引き起こす問題点

・悪臭、ゴキブリ(害虫)、ネズミ等(害獣)の発生

「汚部屋」引き起こす入居者はいろいろな物を放置します。当然そこには生ごみも含まれる可能性もあり、腐敗した物より悪臭が発生し共用部にまで至るケースもあります。また、害虫やネズミ等の害獣の発生により近隣被害が広がります。

・建物やお部屋に与える影響

ゴミの山の中には飲みかけのペットボトル飲料等が含まれている可能性があります。下の入居者より「天井から漏水があるので調査してほしい」とクレームが入り発覚するケースもあります。実際に上階の部屋を調査したら「汚部屋」が発覚、すでにフローリングは腐った状況、当然ゴミの撤去に加えリフォームが必要となる問題にまで発展します。

・火災のおそれ

ネズミ等(害獣)の発生により電気ケーブル等がかじられ、火災に発展する恐れがあります。また物が散乱してることにより火の広がりは早くなることも考えられます。人命にかかわる重大な事態まで発展する可能性があります。

「汚部屋入居者」には共通の特徴

「汚部屋」入居者の特徴として「設備点検等で入室を頑なに拒む」「窓を開いているのを見たことがない」「いつも郵便ポストが一杯で溢れている」など、後になって気が付く共通点があります。この他にも「汚部屋」の可能性あるサインがあるかもしれませんので、管理者として大切なのは、少しでも異常な状態を察知できるように心がけておきましょう。
また「汚部屋」は建物を劣化させるだけではなく、他の入居者さんにまで影響を及ぼし退去に繋がることになります。

まとめ

「汚部屋」の問題は注意していても管理また把握するには限界があります。しかし、賃貸オーナーとして、もしご自分が所有している物件が「汚部屋」に直面したら、早めの対応が必要とされます。「汚部屋」は貸主とって重大なリスクとなります。
入居者とコミュニケーションをとることによって、小さな異常を察知できたりすることもありますので、ぜひ心がけてみてはいかがでしょうか。

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代表の伊井勝則でございます。ご覧いただきありがとうございます。地元代々木歴60年です。代々木八幡、代々木公園、代々木上原周辺の素晴らしさをお届け致します。まずは、賃貸・売買専門スタッフに、お気軽にご相談下さい。

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