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賃貸の退去時に見落としがちなこと&忘れ物とは?

賃貸の退去時に見落としがちなこと&忘れ物とは?

ネット通販の普及でランキングに異変!

不動産ポータルサイトのアットホーム(東京都大田区)が、不動産業界で働く人を対象に、
「賃貸の退去時に見落としがちなこと&忘れ物」を調査してランキング形式で紹介しているのですが、
その結果が世相を反映していて興味深いので紹介します。まず、借主が退去時に見落とすのは、
「インターネットショッピングの住所変更」(21.5%が回答・以下同)が最も多く、
2位の「郵便物の転送手続き」(18.8%)を抑えてトップになりました。
3位は「火災・地震保険の解約手続き」(17.7%)でした。
ネット通販についてはAmazon(アマゾン)や楽天だけでなく、
複数の通販サイトごとに住所を登録しているため、
そのうちのどれかで変更をし忘れる人が多いようです。

宅配ボックスや「置き配」の普及が増えると?

非対面での受け渡しが増えると、届け先が退去済みであることを配送業者が気付きにくく、
ボックス内や廊下に置かれた荷物が何日も引き取りされずに、
連絡を受けた大家さんや管理会社が対応することがしばしばあるようです。
退去した人の荷物を保管したり転送したりするのはいかにも面倒です。
このような誤配送を防ぐために、退去時にネット通販サイトの住所を漏れなく変更してもらうことを、
徹底する必要があるとしています。

まとめ

退去時に多い忘れ物ランキングも興味深い結果になりました。
1位は「物干し竿」(42.2%)、2位は自転車(23.3%)、
そして3位はまたしても「郵便物・宅配ボックスの中身」(21.5%)でした。
自転車や物干し竿は残置物の定番ですが、これらは粗大ゴミ扱いとして簡単に捨てられない自治体も多く、
処分するのは意外に手間です。やはり、事前に入居者側で処分してもらえるように徹底したいものです。

 

 

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