毎日使用されることが多いユニットバスですが、
実は床下での漏水被害が分かりにくく、
気付いた時には既に大きな被害に発展する可能性があるのご存じですか。
今回は実例と万が一の際の対処法、予防法についてご紹介します。

＜ユニットバス床下配管から漏水が及ぼす影響とは？＞

ユニットバスから漏水してしまうと木造、鉄筋コンクリ―ト造を問わず、
木部が腐ったりコンクリート造の鉄筋部分に水が触れることで、
錆びが発生する可能性があります。
また下階の天井や居室が水漏れの被害を受けます。

＜ユニットバス床下配管から漏水が発生する原因とは？＞

床下配管の経年劣化が考えられます。
劣化で配管が傷んで穴や亀裂が空いたり、
配管のつなぎ目部分に劣化が生じて漏水を起こすこともあります。
尚、地震による揺れや衝撃、また地盤沈下による影響で、
配管がズレて漏水することがあります。

＜ユニットバス床下配管から漏水の対処法とは？＞

まずは浴室の使用を中止し元栓を締めましょう。
また被害を拡大させないためにも、下階の入居者へ連絡を行うことで、
下階への被害を最小限に食い止めることができます。
また、このような被害になる前に定期的に点検をおこなう予防策も有効です。

＜まとめ＞

今回の事例では、専門業者がユニットバスの点検口から、
床下配管を確認することで漏水箇所を発見して改善することができました。
もし漏水を発見したら、賃貸物件にお住いの方は、
まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。
賃貸物件は大家さんから借りているものです。自己判断で修理してはいけません。
もしも、お困りことなどございましたら、我々不動産管理会社へご相談ください。