浴室シャワーの水圧が弱くなったら?
長い間シャワーを使っていると、
以前よりも水圧が弱くなった経験ありませんか。
今回の事例はキッチンや洗面台などの湯水の水圧は問題なく、
シャワーだけ水圧が弱いケースについてお話しします。
<水圧低下の主な原因とは?>
浴室のシャワーの水圧が弱い主な原因には次のようなものが考えられます。
今回は給湯器の容量不足や故障、水道管から漏水は考えずらいので、
①シャワーヘッドやフィルターの目詰まりないか。
②止水栓の調整不良はないか。
を確認しました。
<水圧低下の対処方法とは?>
設備専門業者で止水栓の閉まり具合もチェックしましたが特に問題ありませんでした。
またシャワーヘッドの散水板に付着した水垢除去や、
シャワーヘッドとホースの付根の部分のフィルターを掃除しましたが水圧は回復しませんでした。
サーモスタット混合水栓の寿命は使用頻度や動作環境によりますが、
パッキン類やカートリッジ、シャワーホース・シャワーヘッドなどの部品は摩耗劣化するため、
およそ10〜20年程度が交換の目安といわれています。
結果、今回20年経過しているのでシャワー付き混合水栓を交換することで水圧が改善されました。
<まとめ>
お湯の出が悪くなるのは給湯器が原因の場合もあれば、
シャワーヘッドや止水栓が原因の場合もあります。
そのため原因を正しく把握したうえで対処法を考えることが大切です。
賃貸物件にお住いの方は、まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。
賃貸物件は大家さんから借りているものです。自己判断で修理してはいけません。
もしも、お困りことなどございましたら、我々不動産管理会社へご相談ください。