空室対策を考えよう
大家(賃貸オーナー)さん収入を最大にする為の募集賃料の決め方とは
こんにちは、代々木公園不動産 ニイチです。
本日は3月3日 「ひなまつり」です。
ひな祭りとは平安時代の京の風習で子供たちの「無病息災」を願う上巳の節句と小さな人形で「ままごと遊び」が融合し女の子のお祭りとなったそうです。
さて、今回は空室の対策を考えてみましょう。
「以前と同じ賃料で!」
募集賃料を決める際に大家(賃貸オーナー)様から、よく「以前と同じ賃料」と言わることがあります。前入居者の方と何時からの契約かによって賃料の査定が変わってきます。
たとえば入居して2年で退去された方と、10年前に新築で入居した方とは時代背景や建物の状態も異なってきます。
2年前に入居された時期と現在の景気の動向等があまり変化のない状況であれば、場合によっては「以前と同じ賃料」でよいかもしれません。しかし、10年前に新築で入られ方ではいかがでしょうか?周りには新たに新築住居が供給されているので競争力が下がっていますから、もし同じ賃料で契約ができたらラッキーかもしれませんね。
また「以前と同じ賃料」で契約できたとしても決まるまでに仮に半年も空いてしまったら、当然空室リスクとなります。
「1~2ヶ月で決まる条件!」
先ずは管理会社に周辺のライバル物件と比較検討をしてもらい、入居者にいかに早く内見、申し込みをいただけるよう募集賃料の提案してもらいましょう。
周辺の物件の募集状況を見極めて賃料をアップ・以前と同じ場合によっては賃料を下げることも受け入れることも必要になることがあるのです。
所有されているお部屋より条件の良い物件が募集中の時に同じ賃料を要求しても、長く空いてしまって損をするのは大家(賃貸オーナー)さん自身です。管理会社からの調査資料や提案内容に納得することができれば、賃料の減額やバリューアップ工事を受け入れ少しでも早く、空室をなくすようにしたいものです。
近隣の相場やライバル物件を良く調べ募集条件の最適化をすることが収入を最大にする為に必要になるのではないでしょうか。